日本で英語を勉強すると感情的に成長をブロックされてしまうことがよくあります。

とくに注意すべきは「バカにする風潮」。

kazu

英語を勉強するとメンタルが鍛えられる理由は、ここにもあるかもしれません。

今回は「まわりに合わせず意見をキッパリ言う」という素敵さをご紹介します。

※3分ほどで読み終わる記事です。英語学習で大事なマインドと、クリスティアーノ・ロナウドの人柄の良さがわかります。

この記事を書いているのは…

僕は現在TOEIC905点を持ち日常会話が問題なく話せるようになりました。大学生向けの大きな英語学校でアドバイザーをしていたこともあります。その時は、TOEIC900点を超える担当生徒がかなりいました。先生である僕よりも高得点をとる生徒が続出してしまい、自分の点数をひた隠しにしていた過去があります。笑

バカにする人は放っておく。クリスティアーノ・ロナウドから学ぶ英語術

日本で英語の勉強を完結する難しさ

僕は留学経験がありますが、日本にいる時点で英語が話せるようになりました。

リスニングが得意だったので、発音の練習にも力をいれていました。

英語を話してと言われても…

TOEIC900点を持っていると、時々こんなことを言われることがあります。

kazu

え? 英語話せるの? 話してみてよ!

めがね

・・・。

やだ。

場はシラケちゃうけど、面倒だとNOと言っちゃうことがあります…。

昔は律儀に答えていましたが、いざ話しても「なんかバカにされてんな」と思うことがありました…。そういうことが時々起こるので、「嫌だ」と答えるようになりました。

英語はコミュニケーション

英語を教えていたときは、勉強をはじめたばかりの生徒にも日常会話で使うような音をつなげる発音を心がけていました。例えば「in and out」。ネイティブで「イン アンド アウト」と発音する人はいなくて「イネナ」になります。これがつながる発音です。

ですが、英語を話す日本人の方と英語で会話するとき、英語の発音を日本語っぽくすることがあります。いわゆるカタカナ英語です。

というのも英語の目的はコミュニケーションをとることにあるからです。発音が完璧でも中身がなければ何も意味がありません。逆に、内容がしっかりしていても発音がめちゃめちゃなら会話は通じません。僕はネイティブでも帰国子女でもないので日本人の方と話をするときは、カタカナ英語っぽい方がお互いにコミュニケーションが取りやすいのです。

英語で誰かと会話をするときは一方的に誰かがしゃべりつづける、という場面にはそうそう出くわしません。カンバセーション(会話)をします。僕は基本的に相手に合わせて会話をするように心がけています。

なので、初対面の人でこいつバカにしてんな、と思う人から「英語話して!」と言われても、「NO」と言います。笑

クリスティアーノ・ロナウドと日本人の少年

僕が好きな動画があります。クリスティアーノ・ロナウドに質問するために、ポルトガル語で一生懸命話す少年の動画です。


50秒までが少年とクリスティアーノ・ロナウドの映像です。

0:33~

ポルトガル語で一生懸命話す少年。それに対し、周りの観客がクスクス笑っています。

クリスティアーノ・ロナウド「どうしてみんな笑ってるんだ?」
観客「(クスクス)」
クリスティアーノ・ロナウド「この少年は素晴らしいポルトガル語を話しているじゃないか。」
観客「(…)」
クリスティアーノ・ロナウド「みんな喜ぶべきだよ。だってここまで話すために一生懸命練習したんだから!素晴らしいことだよ。」
観客「拍手」

この映像はすごく印象に残っています。まわりで笑っている大人たちは悪気なくクスクス笑って見ています。たぶんバカにする感情もまったくありません。ですが、クリスティアーノ・ロナウドには、まわりの大人たちがすごくバカにしているように見えていたんじゃないかと思います。

通訳の方は好意的に訳していますが、僕はクリスティアーノ・ロナウドが少し怒っているように聞こえます。

クリスティアーノ・ロナウドの言葉は「スカッとジャパン」のように「スカッと」します。少年を肯定するまっすぐな気持ちが見ていてとても心地いいと思います。

悪気ない悪意

大人が無自覚に「悪気ない悪意」を少年に向けてしまっているのは大きな問題です。ただただ微笑ましくて笑っているんだと思います。クリスティアーノ・ロナウドからすると一生懸命な少年を否定しているように感じたんじゃないかと思います。

こういう風潮がどうも日本にあるように思います。とくに英語教育でそう感じることがありました。

kazu

日本人は発音のいい人をバカにする風潮があると思います。

勇気をくれた「20」

僕はこどもの頃から外国へのあこがれがあり、英語を話せるようになりたい、と思っていました。ネイティブの発音にも憧れがありました。今思うと、おそろしくアメリカかぶれした発音もしていたと思います…。笑

今でもよく覚えている発音があります。それは英語の「20」です。ある時ぼくは発音をネイティブに近づけたいと思い、「トゥウェンティ」ではなく「トゥウェニー」と発音してみました。

先生がサラッとすごくほめてくれました。誰がほめてくれたか、いつだったかはっきり覚えていないんですが、褒められたことはいまだに覚えていてます。ポイントとなるのがサラッと褒めてくれたこと。

あまりにサラッとすごく褒めてくれたので悪目立ちすることがありませんでした。このとき周りのクラスメイトからからかわれることがなかったので、それから、いわゆるネイティブっぽい発音をするのが怖くなくなりました。この先生の授業ではそうしたストレスなく良い発音に挑戦していました。

どの先生か忘れてしまったけれど、すごく感謝しています。

僕が中学のころは、いい英語の発音をバカにする風潮がありました。今の中学生はどうかわからないですが、クリスティアーノ・ロナウドみたいな人がたくさんいるといいな、と思います。一生懸命がんばる人の心を折らない教育。

本当は発音をしっかりがんばりたい人もあえて、日本語っぽい発音にしてしまっている人も中にはいるように思います。面倒ですが、こういうことも必要な場合もあります。学生ではなかなか大変かもしれません。ただ安心してほしいのは、大人が英語を勉強する場合、こうしたことはまったく問題になりません。

ぼくもまた英語を教える機会があれば、この気持を大事にしていきたいと思います。

kazu

今回は心もイケメンなクリスティアーノ・ロナウドの動画をご紹介しました。
ありがとうございました。