2019年11月30日(土)1:25~4:25、テレビ朝日で「朝まで生テレビ!」の放送がありました。テーマは「激論!安部長期政権の功罪」。

この中で、英語の大学入試改革の話題が少しだけありました。田原さんは8種類の試験があることを疑問視していて「ひとつでいいじゃないか!!」と途中声を荒げていました。

結局、一度白紙に戻された英語の入試改革ですが、何が問題なのか本当に分かりづらいので僕が疑問に思うことをまとめます。

本記事の内容

  • 田原さんの一言
  • 「スピーキング」の採点は無理がある
  • センター試験は工夫していた
  • 英語のオススメ勉強法
  •  

    ※3分ほどで読み終わる記事です。

    僕は大学生に英語を5年間教えていました。TOEICを中心に、TOEFL、IELTSの勉強をサポート。そこで得た知識をお伝えしています。

     

    センター試験から大学入学共通テストに名称が変更

    田原総一朗さんも激怒。大学入学共通テスト、英語の問題

    2020年度、センター試験が大学入学共通テストに変更される予定でした。英語に関しては、民間の試験(TOEICなど8種類)が英語の試験として代用されることが決定しました。

    現在のセンター試験では、リーディング(読む)・リスニング(聴く)のテストしか行われていません。英語を使いこなすには話す(スピーキング)・書く(ライティング)のスキルも重要です。センター試験でも4技能を測るテストを行う、という意図のもと英語改革がスタートしました。

    受験生は4月~12月に、8種類のうちから2回まで受験することが可能で、2つのスコアが大学に提出されるというものでした。この2回というのは、同じ試験を2回でもいいし、違うものを1回ずつ受けても大丈夫です。ですが、3回以上受けても、2回目までのスコアが提出されるというルールになっていました。

    8種類の試験と費用や会場

    ここからは採用された8種類の試験をご紹介。費用、1年でテストが開催されている回数、会場の3種類に注目します。

    ケンブリッジ英検

    A2Key(KET) ¥9,720
    B1Preliminary(PET) ¥11,880
    B2First(FCE) ¥19,980
    C1Advanced(CAE) ¥22,140
    C2Proficiency(CPE) ¥25,380

    受験料が高いほど、レベルが高いです。

    試験会場はホームページでも探しづらいです。年4回しか実施されず、4地域でしか実施されません。大都市以外の受験生の選択肢からは外れてしまいます。

    試験会場はこちらから探せます。
    https://www.cambridgeenglish.org/jp/find-a-centre/find-an-exam-centre/

     

    TOEFL iBT®テスト

    受験料は230$。現在のレートの1ドル108円で計算すると、24,840円です。

    テスト日は、土日に月3回~6回行われます。
    https://www.cieej.or.jp/toefl/toefl/schedule.html

    東京では21会場ありますが、県によっては1会場しかない場所も多数あります。
    https://www.cieej.or.jp/toefl/toefl/venue.html

     

    TOEIC® 

    TOEICは、①Listening & Readingと②Speaking & Writingの2種類に分かれていて、受験生はこの2つを受ける必要があります。

    また、2019年7月には、TOEICが参加を取り下げることを発表。というのも、TOEICは①Listening & Readingと②Speaking & Writingを、それぞれ別々に測定します。
    運営会社がシステムの要請に合致しないと判断。

    ①Listening & Reading
    受験料 5,830円
    年10回の開催ですが、受験場所によっては回数が少なくなります。
    https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide01.html#anchor02

    ②Speaking & Writing
    受験料 10,450円
    年24回、日曜の午前・午後に1回ずつ実施されるものの、県によっては近隣の県まで行かなければならない場合もあります。
    https://www.iibc-global.org/toeic/test/sw/guide01/guide01_01/sche.html

     

    GTEC

    レベルが下記の4つに分かれています。
    Advanced
    Basic
    Core
    CBT

    中でもAdvanced、Basic、Coreに関しては、学校申込で学校でしか受験ができず受験料が公開されていません。ネットから拾った情報だと5,000円~6,000円ほどだと予測できます。

    CBTは、9,900円で年3回実施。
    会場の情報はこちらよりどうぞ。
    https://www.benesse.co.jp/gtec/fs/overview/pdf/test-center_2019.pdf
    やはり大都市以外での受験地は少ないと思います。

     

    TEAPは2種類

    パソコンで受けるタイプのTEAP CBTと、マーク・筆記・面接のタイプのTEAPに分かれています。

    受験料はどちらも15,000円。
    回数は、年3回。
    受験できる場所は、現在23都道府県となっています。
    https://www.eiken.or.jp/teap/schedule/

     

    実用英語検定(英検)

    こちらはけっこう有名な英検です。日本で一番の知名度を誇ると思います。

    受験料は下記になります。

    3級  4,900円 3,900円(準会場)

    準2級 5,900円 4,900円(準会場)

    2級  6,500円 5,500円(準会場)

    準1級 7,600円 

    1級  9,500円

    準会場に関しては、団体受験の申込みをしている中学・高校のみで行われています。

    会場はほかの試験に比べると数多く行われています。
    https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/list.html

    IELTS

    受験料は、25,380円です。
    IELTSはほぼ毎週実施していますが、全国16都市のみ。
    https://www.eiken.or.jp/ielts/schedule/

    以上、8種類の試験を、いちばん重要な受験料、受験地、回数で紹介しました。
    レベルが変わるごとに受験し直さなければ行けないケンブリッジ英検、英検、GTECは結局のところコストがさらに広がる可能性があります。

    きっと高校3年生になる前に、何度か受けることになると思います。それだけでかなりのコストになるのは問題です。

     

    田原さんの一言

    ここで、冒頭の話に戻ります。田原総一朗さんが、「なんでひとつの試験じゃないんだ!!」といった件。

    正直、僕も同感です。8つも試験が採用されたことで、ワケがわからなくなっています。留学向け、英語力を判定するもの、ビジネス英語向け、それぞれ試験の目的が違います。違う目的であれば、求められる英語力も変わります。採用基準に共通点が何がしたいんだろう、と首をかしげてしまいます。

    今回、共通テストで問題になっているのは英語だけではありません。数学と国語の記述式の採点方法も問題となっています。ベネッセがここに深く関わっています。

    今回、英語のテストの中にベネッセが運営する「GTEC」。僕は今回の問題でこの「GTEC」を初めて知りました。

    他のテストに関しては、留学で必要だったり、日本でいろいろな企業で採用されていたりと採用されている理由は理解できます。利益相反が疑われても仕方ありません。

    「スピーキング」の採点は無理がある

    根本的な問題は、何を目的に英語力を測るのか。

    TOEICのスピーキング指導をしていたこともあるのですが、重要なことは、話し続けること。1分間空白を作らないことが重要です。スピーチの型というものがあって、そこに内容をどんどんハメていければ、高得点も狙えます。発音に関しては通じればOK。といったものでした。

    この他のテストもそれぞれ対策法があります。そして、採点基準はテストにより異なります。文法の正確さ、発音の良し悪し、スムーズな話し方、充実した解答、なにより採点者によって評価はばらつきます。

    こういうことを踏まえて考えると、スピーキングを正確に測るのは極めて難しいと思います。

     

    センター試験は工夫していた

    現行のセンター試験は、確かにスピーキングとライティングの試験がありません。でも実際は、コミュニケーション能力を測れるよう、かなり工夫を凝らしています。

    ですので、僕はセンター試験のリーディングとリスニングだけで十分だと思います。

    結局のところ、振り回される受験生が一番可愛そうです。調査など見ても、採点者側の利益だけが追求されていて、学生は置いてけぼりなのが一番気になりました。

    僕が留学する時、TOEFL iBTを2回受けました。2回受けただけで5万円が吹っ飛びます。僕は社会人で受けましたが、高校生の5万円の価値って恐ろしく高いです。新制度では2回まで受験できるとなっていて、当たり前のように2回受験するということになっている金銭感覚…。

    世の中ってやっぱり不平等…。 

    英語のオススメ勉強法

    英語の勉強を始めたいけど、なにから始めていいかわからない方はTOEICから始めてみるのがオススメです。

    僕は、アプリで勉強できるスタディサプリ↓をおススメしています。

    今回は、大学入学共通テストの英語について考えてみました。
    どうもありがとうございました!!

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