英語の勉強における究極の質問「英語ってそもそも話す必要ある?」です…。5年間も英語を教えていた立場としてこれを言うのも変なのですが、僕が英語の学校で働くことで得た経験を書きたいと思います。

kazu

「コツコツ勉強ができない。モチベーションが上がらない。」
そんな方に向けた記事です。

※3分ほどで読み終わる記事です。モチベーションを上げる方法をお伝えします。

この記事を書いているのは…

僕は現在TOEIC905点を持ち日常会話が問題なく話せるようになりました。大学生向けの大きな英語学校でアドバイザーをしていたこともあります。当初、モチベーション要因として採用されました。ニューヨーク留学時、恋人がいました。その時の話をよく生徒にしていて、英語が話せるとこんなに楽しい経験ができるよー!!と伝えていました。笑

英語って本当に話す必要ある?

英語の勉強をする意欲のある人はガンガン勉強すればいいと思います。ですが、そこまでモチベーションがない場合、ポケトークさえあれば問題ないんじゃないかと思っています。

今回は、この内容についてじっくり考えています。

英語を勉強するにはモチベーションが必要

僕が教えていた英語学校では、大学生がおよそ1500人ほど在籍していました。1年間のコースで100レッスン以上ありました。

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半数近くの800名ほどの生徒が5レッスンも参加していませんでした…。

けっこう衝撃的な数字です。

大学受験を終え、英語を話せるようになりたい!!と入学してきた生徒たち。しかし、いざ大学が始まると、一気に開放されてしまいます。今まで封印していた遊び、サークル活動、アルバイトが生活の中心になっていきます。そうなると英語はどんどん後回しになっていきます。

これは至極しごく当然なことで「ただぼんやりと英語を話したい」というモチベーションでは英語の優先順位はどんどん低くなってしまいます英語を話せることは確かにプラスになりますが、日本では英語を話さずに生活している人が大半です。そのため英語は必要ないといえば必要ありません。

モチベーションが低ければ英語の勉強に身は入りません。これが生徒の約半数がレッスンをサボってしまう理由です。

英語の勉強は難しい

1500人いる在籍人数の内訳に注目します。

英語学校の在籍数の変化

1年生:1100人
2年生:300人
3年生と4年生:100人

2年間でカリキュラムが終わるプログラムになっていたので3,4年生が少ないのは仕方ないのですが、2年生で一気に数が減ります。挫折してしまう人の多さ…。

「英語の勉強が本当に難しい」ということがわかる数字だと思います。

会社に強制されているサラリーマンは伸びる

僕は直接教えていませんでしたが、企業と提携して社会人に英語を教えるコースもありました。このコースに参加している皆さんは会社命令です。

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「TOEIC800点を取れないと降格」という厳しい条件が突きつけられていました。

なので逃げ場がありません。

若手が参加しているのではなく、30代40代以上の会社員が多く在籍していました。社会人が勉強時間を確保するのは本当に大変です。しかも幹部候補の方々が参加していたので仕事の責任も重く残業も多い。さらに家庭を持っている方が多く、家族サービスの時間も必要です。

こんなに忙しいのに、受講生のほとんどはTOEIC800点を超えていきます!!

違うのは「モチベーション」だけ!!

学生は社会人に比べれば圧倒的に自由な時間があり、そもそも頭が柔らかいので英語の吸収がかなり早いです。でも大学生の多くが英語の勉強を継続して行うことができません。それに対し、会社命令で参加している社会人は英語の勉強を順調に進めています。

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英語の学校で教えていると本当によくあるんですが「通えば必ず話せる」と思っている人がすごく多い、ということです。

ダイエットで、本を買って満足してしまう、と同じような状況です。英会話スクールに入ることで安心してしまうのです。

英語の勉強は、能動的に勉強することを求められます。大人である大学生といえど、費用を払っているのは親御さんです。そのため親御さんからよくクレームがありました。

よくあるクレーム

(親御さん)「英語の学校に入れているのになんで話せないんだ!!」

(僕)「申し訳ございません・・・」

(僕)「(いやいや…。勉強してないだから話せるわけないやん。)」

心の中でかなり突っ込んでました。英語は自ら勉強しない限り話せるようにはなりません。これは絶対です。

「自ら」勉強するためには何かしらの「モチベーション」が絶対に必要だと思います。

モチベーションは本当になんでも大丈夫です。例えば、将来の仕事で英語が必要、外国人の友人・恋人がほしい、英語の小説を原文のまま読みたい、といったもの。英語の勉強が楽しい、といったものでもOKです。

英語が話せると楽しい! でも話す必要ある?

kazu

昔は「英語は絶対話せた方がいい!!」と思っていました。

ですが、最近は少し考えが変わってきています。

というのも英語を話すのが楽しいのではなく、外国人とコミュニケーションを取ることが楽しい、ということに気づいたからです。

日本にいると同じような容姿、同じような考えの人が多くなります。しかし、外国人の友達が増えるとびっくりするくらい新しい考えを得ることが出来ます。僕はこの新しい経験が大好きです。

こういう楽しさは実際に話さないとわかりません。

普通の勉強法

①英語が上達する
②英語で外国人とコミュニケーションがとれるようになる

ですが、モチベーションを上げるためには順序を逆にしなくてはいけません。

モチベーションを上げる勉強法

①英語で外国人とコミュニケーションがとれるようになる
②英語が上達する

え、どうやってコミュニケーション取るの?という話ですが、出川哲朗さんがとても参考になります。

伝える気持ちがあれば英語が崩れていてもかなり伝わります。

ルー大柴さん、高田純次さん、出川哲朗さんのように日本語と英語がまじり混じりでも楽しくコミュニケーションを取れることがテレビを見ていてもわかります!!

ポケトークでのコミュニケーションはいい

とはいえ、出川さん英語だと、少し複雑になってしまうと伝わらないこともあります。そんな時は思い切って翻訳機を使ってしまうのも手です。スマホでも翻訳できますが、精度はかなり低いです。

kazu

ポケトークの精度はかなり高いです。

本当に困ったらポケトークでコミュニケーションを取る。仲のいい外国人の友達ができたら英語が話したくなるはずです。

モチベーションが上がったら英語の勉強が一気にはかどります。文法や単語などの基礎的な勉強と、コミュニケーションや英作文などの実践的な勉強を組み合わせるのがおススメです。

モチベーションがない以上、僕はそもそも英語を話す必要はないと考えています。英語の学校では「英語の勉強を歯磨きのようにルーティンワークにすれば、強制的に英語を勉強するようになる」といった取り組みをしていましたが、なかなかうまくいきませんでした。

ここからわかったのは「無理して英語を勉強しても身にならない」ということでした。英語が多少使えればオッケーという人は、ポケトークで十分です。貴重な時間を英語に使うのではなく、ほかのことに使った方がいいと思います。

ぼくは英語の勉強はオススメです

さんざんいろいろ書いていますが、僕は英語の勉強はどんな人にもプラスになると思っています。英語を勉強することにより、いろいろな視点が手に入るようになりました。「人はみな違う」というのは言葉ではわかっていても日本にいるとなかなか実感できません。

というのも日本は単一民族で、言語もひとつしかありません。島国に囲まれているので独自の文化が発展しています。日本だと以心伝心のようなものが重視されますが、ふつうの国では言葉にしないと伝わらないことがたくさんあります。

そして物事は言語を通して理解していきます。英語でしか表現できず、日本語訳がうまくできないものがあります。これは逆もしかりです。例えば日本語の「思いやり」という言葉は「consideration, compassion」と英訳されることが多いと思いますが、実は十分とは言えません。

このように自国の概念で説明できない言葉は、世界をみるとたくさんあります。そしてまるっきり考え方が違う人にも頻繁に出会います。とくに日本で生活をすると、海外でクレイジーと思えるような人々に出会うことがたくさんあります。

そういう人々、考え、言葉に出会うと、自分の見識が広がっていくのがわかります。

kazu

現代は多様性の社会です。

この時代に生まれている以上、この多様性を身につける努力として英語の勉強はとてもオススメです!!

以上、「本当に英語を話す必要ある?」という記事でした。